在宅酸素療法
肺の病気や心臓の病気などで慢性的に酸素不足に陥っている場合に、生活の中で酸素を使用していただくことで状態の悪化を防ぐ治療法です。基本的には自宅に酸素濃縮器を置き、外出用に携帯型酸素ボンベを使っていただく方法になります。その他現在は液体酸素を用いて携帯型酸素ボンベを小さくする機種や、酸素濃縮器が移動可能となっている機種も出てきています。他にも機種によってさまざまな特徴があり、患者さんの生活スタイルによって適切な機種をご提案することも長く行っていただく治療には大事であることと考えております(保険適応医療となり負担額の差はほとんどありません)。当院では治療の適応があるかの判断を、茅ヶ崎市立病院を始めとした呼吸器内科専門の総合病院と連携しながら行った後に、治療を行っております。
在宅NPPV(非侵襲的陽圧換気)療法
重症な呼吸不全の方の中には、血中に二酸化炭素が蓄積しており、血液が酸性に傾きやすい状態となっている方がいます。これを2型呼吸不全と呼びます。この状態の方に対し、主に夜間就寝時に密着型のマスクをつけていただくことで二酸化炭素を追い出す治療法がNPPV療法です。この治療により血中二酸化炭素濃度の低下、自覚症状の改善、生活の質の改善、病気の予後や生存率の改善などが見込まれます。本治療も茅ヶ崎市立病院を始めとした呼吸器内科専門の総合病院と連携し、必要な検査を行い治療適応を判断した後に当院で治療を続けていただくことが可能です。
舌下免疫療法
現在日本ではスギ、ダニに対する減感作療法が保険診療で認められており、当院で治療を受けていただくことが可能です。当院では舌下免疫療法といって、1日1回、濃度を調整しながら舌下に薬剤を置いて、その後内服してもらうという治療を行っております。
治療期間は数年に及びますが、アレルギー反応の根本を治療する唯一の方法で、効果も長期的に続くことが期待できます。
スギ花粉アレルギーに対する舌下免疫療法については、花粉が最も多い2月から4月頃は花粉症患者さんのアレルギー反応が特に高まっているとされており、この時期に治療を開始すると副作用のリスクが高まるとされておりますので、スギ、ヒノキ花粉の時期が終了したら治療を開始いたします。
またダニアレルギーに対する舌下免疫療法は通年で治療開始が可能ですが、ダニアレルギーのピーク時期は秋口となる方が比較的多く、この時に非常に強い症状が出る方は、秋口は避けたほうが無難かもしれません。
いずれにしても医師がご相談に乗りますので、お気軽にお問い合わせください!



